海事普及会

2015年度活動報告

ジュニアシッピングジャーナリスト賞のお手伝い


公益財団法人日本海事広報協会主催のジュニアシッピングジャーナリスト賞の表彰式が東京海洋大学越中島キャンパスで行われました。

ジュニアシッピングジャーナリスト賞は今年度で3年目で、審査委員を務められた歌手のアグネス・チャン先生や全国新聞教育協議会会長の木野村雅子先生、本学の黒川久幸先生が審査委員として出席されました。

海事普及会は受付や誘導、受賞者対象の明治丸見学会の付き添いなどを担当させていただきました。

小中学生の発表を見る中で、子供たちが海事のどこがすごいことだと思ったのかやそれを限られた紙面のなかでどう表現していったのかは、今後の私たちの活動に活かせそうです。

     

日本殉職船員顕彰会の記録事業のお手伝い

戦後70年の節目の事業として日本殉職船員顕彰会が行っている、元船員の体験談の資料を作成する事業をお手伝いしています。取材内容の打ち込みを中心に行ったほか、顕彰会の方と共に志摩と神戸へ取材へ行きました。

体験談はどれも想像を絶するもので、戦争というものを1人の人という視点で見直す機会となりました。

メリーポピンズ豊洲の園児たちを対象とした海事体験会

メリーポピンズ豊洲ルームの園児たちと交流会を行いました。当日は、幼児8名と引率の方2人が東京海洋大学越中島キャンパスまで、来てくださいました。

海事普及会からは3人参加し、写真やイラストを用いて、商船や明治丸のお話をしました。その後は、明治丸前の広場をたっぷり使って、元気いっぱいの園児たちと交流を楽しみました。

メリーポピンズ豊洲ルームのみなさま、ありがとうございました。

東京都聴覚障がい者大会

テイアラ江東にて開催された東京都聴覚障碍者大会で、当会は手旗信号を使ったアトラクションを行いました。当会は、会場にお集まりした900名の方と一緒に、手旗信号で言葉を表現し、たいへんご好評を頂きました。

都大会後、手旗信号の体験が楽しかったと言う声がたくさん寄せられたそうです。また、本大会では、本学の黒川久幸教授も講演されました。

むさしのサイエンスフェスタ

東京都武蔵野市で開催されたむさしのサイエンスフェスタに初めて出展しました。

当会ではこれまで、主にロープワークや手旗信号を教材として地域のイベントに出展してきましたが、今回は方向性を変え、「科学を通して海を知る」をテーマに出展しました。

浮力を体験できる実験やラジコン船の模型は子供たちに好評で、述べ250人の子供たちに体験してもらうことができました。

海事教室(都立武蔵高校・付属中学校、海図海事史研究会)


日本海洋塾と協力し、都立武蔵高校・附属中学校天文部の9名(教諭1,高校生1,中学生7)と海図海事史研究会19名を本学越中島キャンパスに招き「海事教室」を開催しました。

海事教室では明治丸や大学史跡見学、プラネタリウム鑑賞会、海事講演会を行いました。プラネタリウム鑑賞会では、「天文と航海」をテーマに、南十字星を中心とした航海にゆかりのある南半球の星々の説明を行いました。

また、海事講演会では、本学の歴史や設備、授業科目について紹介し、後半で日本海洋塾が天文航法について講演しました。

海事広報協会「ワークショップコレクション in渋谷」

子供が主体的につくる・体験することを趣旨としたブースが集まるイベント「ワークショップコレクション」の海事広報協会のブースのお手伝いをしました。

海事広報協会の『“海と船”と遊ぼう!』ブースでは、操船シミュレーターやペーパークラフト教室、スタンプラリーなどのイベントが行われました。海事普及会のメンバーはペーパークラフト作りを教えたり、クイズラリーコーナーで、船の話をしたりしました。

イベント終了後J-CREWプロジェクトのキャラクターと歓談しました。

小山市の小学生を対象とした海事教室

栃木県小山市の教育委員会が主催する海洋大学交流イベントのお手伝いをしました。

私たちは、手旗信号の実演や海洋教室、大学の研究船「やよい」への添乗を行いました。

子供達はもちろん、同伴された先生方からも高い評価を頂きました。

かわさき空と緑の科学館での勉強会


海王祭でのプラネタリウム実動展示会に向け、1年生でプラネタリウム見学会を行いました。

少し遠いですが、かわさき空と緑の科学館まで足を延ばし、「南十字星と大航海時代」という海洋大生にぴったりな番組を見ることが出来ました。

番組終了後、解説者の方に工夫している点やプラネタリウム解説のポイント、機械について話を聞くことが出来ました。