海事普及会

2016年度活動報告

B&G東京湾海洋体験アカデミー

3月30日(木)、B&G東京湾海洋体験アカデミーに参加させていただきました。
海と関わり、海を目指す子供達を増やすことを目的に、小学生から中学生に海に関する体験学習等を提供するイベントです。

私たちはその一環として、参加者と手旗信号を体験したり、海洋大学についてのプレゼンテーションをしました

参加者は皆満足し、船と海の大学である東京海洋大学に興味を持って下さりました。

むさしのサイエンスフェスタ2016

11月3日(木・祝)に武蔵野市で開催されたむさしのサイエンスフェスタに出展しました。海事普及会では「ぽんぽん船を作ってみよう」と「船に働く力をみてみよう」の2ブースを出展しました。

「ぽんぽん船を作ってみよう」では、参加してくれた子供たちにぽんぽん船をつくってもらい、その仕組みや船の面白さを体感してもらいました。

  

  

「船に働く力をみてみよう」では実験を通して、浮力と船の原理を子供たちに説明しました。その後に、ラジコン船を使って、実際に操船してみてもらいました。

両ブースとも、たくさんの子どもたちや親御さんが集まって、海や船について学んでくださいました。

どちらの企画も作業だけで1ヶ月以上もかけ、準備を行って来ました。お疲れ様でした。

第34回 江東区民まつり中央まつり

10月15日・16日に都立木場公園にて開催された第34回 江東区民まつり中央まつり に参加しました。

両日合わせ44万人と過去最高の来場者数を記録したそうです。

海事普及会では15日に行われた毎年恒例のオープニングパレードで先頭のフラッグ隊を務めました。

また、オープニングセレモニーでは江東区が東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたPR活動の一環として作成したロゴマークをステージ上で披露するお手伝いをさせていただきました。

ステージ上で江東区のロゴマークを披露している様子

子供とためす環境祭りに出展しました。

9月24日に中央区立中央小学校にて、2016年子供とためす環境祭りが開催されました。

海事普及会ではブースで手旗・ロープワーク教室を開いた他、開会式で子供たちといっしょに手旗信号で「ヨロシク」の挨拶を実演しました。

子供たちにお仕事体験をしてもらうサーモンプロジェクトにもスタッフとして参加しました。

海事普及会ブースの手旗・ロープワーク教室の様子

山形県・南陽市で巡回活動を行いました

南陽市にて南陽市中学校3校の生徒を対象とした巡回活動を行いました。

本活動では船・海を学ぶ大学生と、内陸の中学生の交流を主眼に、海事普及会学生1名と中学生数名のグループセッションを行いました。海運について、そして海の研究機関としての、商船系大学というについてお話し、ご好評をいただきました。

8/4,8/24の巡回活動では、一般財団法人 山縣記念財団より助成を受けて活動を実施しております。最後に山縣記念財団さまに感謝申し上げます。

広島支部海事講演会に参加しました


7月10日、海事普及会は昨年に引き続き、海洋会から参加のお話をいただき、海洋会中国支部主催の「海事講演会」に参加しました。

参加者は小学生20名以上とその保護者の皆さま。内容は、船長協会の鐘ヶ江船長の海運や、海技士についての講演、クルージング、海事普及会による、船員養成機関と大学紹介・体験教室の3本立てでした。

船乗りになるための道は1つではなく、船員養成機関として、大学、高等専門学校、海技教育機構などがあることを説明し、続いて東京海洋大学の学部の構成や、実習の内容、また、就職先などについて紹介をしました。

体験教室は、手旗信号とロープワークを行いました。ロープワークは、実用的なもやい結びや動きが派手なファイヤーエスケープノットなど、3人の部員がそれぞれ少人数の子どもたちに指導を行いました。

私たちが小学生の頃には、船乗りについて知る機会もなかったため、このような海技者について、海や船の文化について触れられるイベントは大事だと感じています。

また、ここでは子供だけでなく、これから子供の将来を時には一緒に考え、サポートしていく保護者の方にも、同じ内容を知っていただくことができます。講演の時に積極的に質問してくださる方もいて、これから海技士を目指す子供たちがいたら、大きな支えになるように思いました。

本講演会でお世話になりました海洋会中国支部の皆さま、日本船長協会さまに改めて感謝申し上げます。

船の科学館で船の教室を実施しました

船の科学館で開催された特別体験プログラムで、海事普及会が「この食べ物はどこからきたの?」の講演とチャイニーズスクエアマット教室を行いました。

身近な食べ物が、どんな船でどこからどのように運ばれてくるかなどを子供たちや保護者の方に向けて紹介しました。

またチャイニーズスクエアマットの製作体験も楽しんでもらいました。

山形県・米沢市で巡回活動を行いました


私立九里学園高等学校(山形県米沢市)にて巡回活動を行いました。

海事普及会は、昨年も同校で海・船の講演を行っており、本年度は65名の生徒の皆さまに講演を実施しました。参加された生徒からは、普段見ることのない船、海についての興味・関心がより深まった、との感想をいただきました。

小山市交流事業が行われました


栃木県小山市の小学生達が東京海洋大学を訪れ、やよいの体験航海や海事普及会の講演会を行いました。

やよいの東京湾クルーズでは、コンテナ船などを海上から間近で見学しました。
講演では、船に関する話や手旗体験を行いました。

子供たちに海や船のことに興味を持ってもらう機会となれば幸いです。

海の日記念行事が開催されました



7月18日に、東京海洋大学の両キャンパスで海の日記念行事が行われました。海事普及会では『氷川丸ものがたり』の上映会やロープワーク、史跡めぐりを行いました。

氷川丸ものがたり上映会には200名を越える多くの方にお越しいただきました。

ロープワーク教室ではチャイニーズスクエアマットの作成なども行い、幅広い年代の方にお楽しみいただけました。

史跡めぐりでは、海の日ともゆかりの深い明治丸や校内の史跡等を案内しました。

横浜研修会を行いました

7月3日に横浜研修会を行いました。晴れ渡る青空の中、午前中は氷川丸の見学、午後は日本丸と横浜みなと博物館に行きました。

映画『氷川丸ものがたり』の試写会を前に、アールデコ調の船内、デーンマークのB&W社製のエンジン等について教えていただきました。

横浜みなと博物館では、現在の港の面白さや必要性、関東大震災における横浜の打撃からの知られざる復興などについて、ガイドの方に熱く語っていただきました。

日本丸では船のことはもちろん、船上での実体験やシーマンシップ、果ては人生についてもOBの方々に教えていただき、新たな視野が開けました。

希望者は懇親会にも参加し、先輩方に様々なことを教わりました。

OBの方々、ガイドの皆さん、誠にありがとうございました。

古石場こども夏祭りに参加しました

7月2日に古石場文化センターで行われた、こども夏祭りに参加しました。当日、海事普及会のブースでは、ロープワーク教室およびチャイニーズスクエアマットの製作体験を行いました。

ご家族やお友達同士で来てくださった方、6月の海王祭での製作体験で興味を持たれて今回も参加してくださった方々など、多くの皆様にお立ち寄りいただき、お楽しみいただけたと思います。

氷川丸についての勉強会を行いました

7月3日に行われる氷川丸、横浜みなと博物館、日本丸を見学する横浜研修会に向けて、6月24日に氷川丸についての勉強会を行いました。

氷川丸に詳しい、NPO法人日本海洋塾副理事の都築雅彦様にお越しいただき、氷川丸の歴史や構造などについて1時間ほどかけて教えていただきました。

なかでも船員の部屋が客室よりも良い場所にある理由や、チャップリンが氷川丸に乗船した際の話に興味を持った人が多かったようです。

事前に氷川丸について学ぶことで、研修当日は氷川丸についてより深く理解することができました。

氷川丸について教えてくださった都築様、ありがとうございました。

第55回海王祭でプラネタリウムの公開・ブース展示を行いました


6月4日と5日に越中島キャンパスにて、第56回海王祭が行われました。5日は午前中雨が降り一時は危ういと思われましたが、無事開催することができました。

今年も海事普及会では、ロープワーク教室・1年生によるプラネタリウム展示会・手作りの浮環ストラップ販売等を行いました。

なかでも1年に1度しか公開しないプラネタリウムは大変人気で、遠方より多くの方にいらっしゃっていただきました。

多くの方のご来場ありがとうございます。

プラネタリウム操作体験会の様子

第46回戦没殉職船員追悼式に実行委員として参加しました。

戦没・殉職船員追悼式に実行委員として参加してきました。私たちは前日設営や会場の受付、入り口での車両管理などの仕事を担当しました。

戦没殉職船員追悼式は公益財団法人日本殉職船員顕彰会が主催する先の大戦で犠牲となった6万余人の戦没船員と、戦後海難などで殉職した船員の追悼を行う式典です。

写真:公益財団法人日本殉職船員顕彰会 提供